SESの「配属ガチャ」とは

SESにおける「配属ガチャ」とは、どの現場に配属されるかが運次第になっている状態のことです。

最新技術を使えるモダンな現場に配属されることもあれば、何十年も前のシステムの保守を延々とやらされることもある。技術力のある先輩に恵まれることもあれば、放置されることもある。まさにガチャです。

配属ガチャが起きる原因

  • 営業の力量:営業がエンジニアの希望を理解していない、または案件を選り好みできない
  • スキル不足:希望の案件に必要なスキルが足りず、選択肢が限られる
  • タイミング:ちょうど空いている案件に入れられる
  • 会社の方針:稼働率を重視し、エンジニアの希望より案件の埋め合わせを優先する

ガチャに外れたらまずやること

1. 状況を客観的に整理する

「外れた」と感じた理由を具体的に言語化しましょう。

  • 技術的に成長できない(テストや資料作成ばかり)
  • 人間関係が辛い(パワハラ、放置、孤立)
  • 残業が多すぎる / 条件が聞いていた内容と違う
  • 通勤が遠い、環境が劣悪

2. 自社の営業に相談する

まずは自社の営業担当に現場変更を相談しましょう。黙っていても状況は変わりません。

相談する際のポイント:

  • 感情的にならず、事実ベースで伝える
  • 「辞めたい」ではなく「現場を変えたい」と伝える
  • 具体的にどんな案件を希望するかも伝える
  • 相談の記録を残す(日時・内容をメモ)

3. 期限を決める

営業に相談した後、改善の期限を自分の中で決めましょう。目安は1〜3ヶ月です。

期限内に現場が変わらなければ、次のアクション(転職活動)に移る判断基準になります。

我慢すべきケースと見切りをつけるケース

もう少し頑張ってもいいケース

  • 技術は物足りないが、人間関係は良好
  • 入って1ヶ月未満で、まだ慣れていないだけかもしれない
  • 営業が現場変更に前向きに動いてくれている
  • 資格勉強など、自己成長に使える時間がある

すぐに動くべきケース

  • パワハラ・モラハラがある:我慢する必要はありません
  • 心身に不調が出ている:睡眠障害、食欲不振、うつ症状
  • 経歴詐称を強要される:自分のキャリアに傷がつく
  • 偽装請負の状態:違法な環境に長居する理由はない
  • 営業が対応してくれない:会社自体に問題がある

配属ガチャを回避するための予防策

入社前にできること

  • 面接で「案件の選択権はありますか?」と質問する
  • 「直近のエンジニアの配属実績を教えてください」と聞く
  • 口コミサイトで現場の質に関する評判を確認する

入社後にできること

  • 営業と定期的にコミュニケーションを取る
  • 自分のスキルと希望を明文化して伝える
  • 資格取得やスキルアップで、選択肢を広げる

まとめ:配属ガチャに振り回されないキャリアを

配属ガチャに外れた時の対処法をまとめます。

  • まずは自社の営業に現場変更を相談する
  • 改善の期限を自分の中で決める(1〜3ヶ月)
  • パワハラ・体調不良・違法行為がある場合は即座に動く
  • 配属ガチャを避けるには、入社前の確認とスキルアップが重要

配属ガチャに外れたからといって、キャリアが終わるわけではありません。今の環境を変える力は、自分の中にあります。